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【予算20万円以下】Q. 建築学生におすすめのPCを教えてください。

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建築学生のためのPC 選び早見表



 

この記事は、

『初めてPCを買う予定なんだけど、たくさん種類がありすぎてどれを選んで良いかわからない…』

という建築学科の方のためのものです。

 

 

 

Googleで「PC 選び方」で検索しても、

「PCの用途に応じて適切なスペックを選ぼう!」

という曖昧な回答ばかり……

 

 

入学前ににPCの用途なんて、わかるわけ無いだろ!いいかげんにしろ!

 

 

そんな声を受けて、今回は現役建築学科生の視点から、

  • 建築学生はどのようにPCを使うのか?
  • その目的のためには、PCのどこに注目すればいいのか?
  • 初めてのPC選びQ&A

などの情報をお届けいたします。

 

 

 

 

 

2つの前提知識

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はじめに、PC初心者が建築学生としてPCを購入する場合、どうしても理解しておかなければならない2つの大前提があります。


大前提1:建築学科は1年生のうちはあまりPCを使わない

建築学科は3次元CGや複雑な図面の描画など、高水準なスペックのPCが要求される場面が多々あります。

 

しかし、こうした作業にとりかかるのは、多くの場合3年生や4年生からの話です。

大学にもよりますが、1年生のうちは基礎教養科目が中心で専門科目や設計課題がない大学も多いです。

 

こういった大学では、1年生のうちはPCを使うとしてもせいぜい

  • ネット閲覧
  • レポート執筆
  • 画像の印刷

くらいで、一台10万円以上するPCを入学時から買うメリットがありません。

 

この場合、iPhoneやiPadに別売りのApple PencilやBluetoothキーボードを購入し、あとは必要に応じてコンビニの印刷サービス駆使したほうが、コストパフォーマンスがいいかもしれません。



大前提2:PCは消耗品である。

意外に思われるかもしれませんが、PCは消耗品です。

これは3万円の超低価格PCから20万円を超えるプロ向けPCまで、値段によらず共通です。

 

スマホも長く使っているとバッテリーがダメになるように、PCも4年くらいたつと、動作が重くなり、故障の確率も高まり、買い替えの時期になります。

 

1年生の頃にPCを買うということは、卒業設計という一番PCを酷使する4年生の頃にPCが寿命を迎えるということを意味しています。

 

 

 

2つの前提を踏まえ、まずあなたが決めるべきこと

以上2点を考えると、実は大学1年生時点でPCを買ってしまうのは、実は結構リスクが高いのです。

なぜなら、1年生の時に買ったPCを4年間使うということは、PCが一番調子のいい時にはあまりPCを使わないのに、PCの調子が悪くなってくるに従ってPCを酷使するようになることを意味するからです。

 

 

そこで1年生の人は、まず「本当にPCを買う必要があるのか?」を検討するところから始めてください。

  • 選択肢1:1年生のうちからPCを買う
    1-2年生時点:
    高性能PCを入手し、独学でソフトの使い方を学ぶ。
    3-4年生時点:同等orさらに高性能なPCに買い換える。


  • 選択肢2:1年生のうちはまだPCは買わない
    1-2年生時点:
    タブレット端末やスマホ、廉価版PCでやり過ごす。
    3-4年生時点:高性能なPCに買い換える

 

PCを選ぶにはまず、あなたが4年間PCとどのように向き合うか、上の2例に即してじっくり考える必要があります。

 

 

もしあなたが、

「PCを買うのは初めてで、大学の課題に応じてゆっくり使い方を学んでいきたい

 と考えているのであれば、まずは入学までPCを買うのは様子を見るべきでしょう。

 

 

逆に、

「1回生のうちからいいPCを買って、次々と独学でソフトの使い方を学んで、VRとかプログラミングとかも手を出して、新しいテクノロジーをどんどん吸収していこう!

という意気込みであれば、入学前から高水準のpcを買うメリットは大きいと思います。

 

 

 

予算・使用目的・推奨スペック対応表

以上を踏まえた上で、用途・予算に応じたスペックのマシンを選んでみましょう。

先に結論を表としてまとめると、以下のようになりました。*1

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建築学生のPC選び(2019)



 

 


「思ったより高い!」

という人も多いと思います。

大手家電比較サイトの価格ドットコムによれば、最も購入されるPCの価格帯が6-8万円であることを考えれば、もはや大学生にしてプロ級のマシンが要求されていると言っても過言ではありません。

 

PC価格上昇の背景として、近年BIMといった高度な3次元設計ツールの発展や、Adobe製品のアップデートが挙げられます。

ソフトウェアの発展に伴い建築学生が作成する図面やグラフィックのレベルは右肩上がりとなり、

数年前では考えられないくらい高水準な編集ソフトや高価なPCが、学生の間でも一般的になってきました。

 

 

 

以下、詳しく解説していきます。

 

 

 

STEP1:まずはMacBookで「相場」を知ろう

PC選びではじめに困るのが、

「どの程度の性能のPCを購入するのに、どのくらいの予算が必要なのか?」

という点だと思います。

 

このブログをご覧の方の中には、

「よくわかんないけど、5万円くらいあればいいの?」

というレベルの人から、

「ちょっと高いけど、20万円くらいなら出せるぜ!」

というレベルの人まで、懐具合もPCへの理解も様々な人が読んでいることと思います。

 

そこで、まずはWindows派の人もMac派の人も、(あるいはその違いすらよくわからに人も)はじめにApple社の出しているMacBookシリーズを調べることにしてみましょう。

 

MacBookとは、スティーブ・ジョブズのiPhoneで有名なApple社が出しているノートパソコンの総称です。

(ちなみにデスクトップ型の総称はiMac)

 

 

MacBook Pro 13インチ(最低価格版)

その名の通りプロ向け、クリエイター向けのスペックを持つ機種です。

MacBookの中では最もスタンダードなタイプのノートパソコンで、この機種を持っている建築学生も多数いることと思います。

 

2019年現在、非カスタマイズ時の「MacBook Pro13インチ」のスペックは下記のとおりです。

 

[スペック]

CPU :1.4 - 3.9GHz クアッドコア Inter Core i5

メモリ :8GB

ストレージ:128GB

価格 :139,800円

 

 

▼公式サイト

www.apple.com

 

 

MacBook Pro 13インチ(カスタマイズ版)

MacBookシリーズは、購入の際に追加料金を払うことによって、よりスペックの高いマシンを購入することができます。

3次元モデリングや動画編集、BIMを快適に扱えることを想定し、上述のモデルを「CPUでInter Core i7、メモリ16GB」にアップグレードすると、以下の通りになります。

 

[スペック]

CPU :1.7 - 4.5GHz クアッドコア Inter Core i7

メモリ :16GB

ストレージ:128GB

価格 :214,800円

 

ひとまず、このスペック・価格が、建築学科生が購入できる価格の上限だと思います。

 

 

MacBook Air 13インチ(最低価格版

次にに紹介するのは、こちら、MacBook Airです。

その名の通り空気のように軽くて薄い、一般ユーザー向けのノートパソコンです。

2019年現在アップル社が出しているノートパソコンのうち、最も価格が低いのは「MacBook Airの13インチ」の98,800円でした。

 

[スペック]

CPU :1.6 - 3.6GHz デュアルコア Inter Core i5

メモリ :8GB

ストレージ:128GB

価格 :139,800円

▼公式HP

www.apple.com

 

 

このスペックは、一通りの図面作成や画像加工、小規模建築の3DCAD操作が(不安定ながらもなんとか)行える、ギリギリ最低限のスペックだと思います。

 

 ▼アマゾンでの購入はコチラ

 

PCのスペックってどこをみればいいの? 

俗に「PCのスペックがいい/悪い」と言いますが、それは具体的には以下の2つの数値を指して判断します。

 

  • プロセッサー(CPU)
  • メモリ(RAM)

 

この2つは、いわばコンピューターの頭脳にあたる機能です。

利用したいソフトの性能に対し、この数値が低すぎると、操作が重くなる、ソフトが動かなくなる、PCがクラッシュするということが頻繁に発生します。

 

 

またこれに加えて、

  • ストレージ(HDD/SSD)

も、PC選びでは重視される要素です。

これは、パソコンで作成した図面データや、ダウンロードしたアプリケーションなどのデータをどのくらい保管できるかという数値です。

 

 

もちろん、PCの値段や性能を決定する要素は他にもたくさんあるのですが、ひとまずこの3つの数値に注目して話を勧めたいと思います。

(その他の性能やPC選びの基準については後述)

 

 

 

 

STEP 2:使う建築系ソフトのスペックを調べよう

PCの大体の値段がわかったところで、次は建築学生がPCでどのようなことをしているのか、そしてそのためにはどのようなソフトが使えないと行けないのか、この点について考察してみたいと思います。

 

 

建築学科生が利用するソフトウェアの代表例としては、

  • Google Chrome(ネット閲覧)
  • Photoshop(画像編集)
  • Illustrator(図版作成)
  • Jw_cad(製図)
  • AutoCAD(製図)
  • Rhinoceros(モデリング)
  • ArchiCAD(製図・モデリング)

があります。

 

(▼各ソフトの概要・詳細については下記の記事を参照。)

www.gakka-gokko.com

 

 

上記ソフトのメーカーが推奨するCPUとメモリのスペックは、それぞれ下記の通りでした。

ネットブラウザ 

○Google Chrome

CPU :Intel Pentium4以降

メモリ :指定なし*2

製図系ソフト(2次元CAD)

 

○Jw_cad

CPU :Intel Core i5 2GHz以上

メモリ :4GB

 

AutoCAD

CPU :2.5〜2.9 GHz( 3+ GHz以上推奨)

メモリ :8GB以上(16GB以上推奨)

 グラフィック系ソフト

 ○Photoshop

CPU :2GHz以上

メモリ :2GB以上(8GB以上推奨)

 

Illustrator

CPU :マルチコア推奨

メモリ :4GB以上(16GB以上推奨)*3

 3Dモデリング系ソフト(3次元CAD・BIM)

Rhinoceros

CPU :Intel Core i5 2GHz以上

メモリ :8GB以上推奨

 

ArchiCAD

CPU :4コア以上必須

メモリ :16GB以上(32GB以上推奨)

 

 

STEP3:改めて4年間のPC購入・利用計画を考えよう

さて、STEP1とSTEP2で見てきた情報を一枚にまとめると、前述の表の通りになります。

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建築学生のPC選び(2019)

あくまで目安です。

「じゃあ7万円のPCじゃPhotoshopは動かないのか!」

「11万のPCだと、3次元CADの操作は全くできないの?」

と言われれば、一概にそうとは言えません。

 

ソフトの推奨動作環境というのは「この数値を下回ったら一切機能が停止する」というものではないので、少々無理をすれば安いPCで重いソフトをぶん回すこともできます

(ただPCに無意味な負荷がかかりますし、なにより操作時の精神的なストレスがかなりかなり大きいです。なにせ思い通りに動かないので。)

 

 

この表を踏まえつつ、

  • 大学のカリキュラムや先輩のアドバイス
  • 今現在の自分の予算と、将来的な収入
  • 何年生の段階で、どのようなソフトを使えるようになりたいか

 を改めて整理してみましょう。

 

 

そうすれば、

 

  • 「課題が本格化するのは2年生の夏前かららしい。1年生の間は6-8万円程度のPCを購入し、来年の春までに15万円貯めて性能の高い
  • 「幸い親からの仕送りも多く、今の段階から10万円のPCくらいなら余裕で買える。この春からソフトの使い方を覚えて、他の学生と差をつけよう!」
  • 「バイトと奨学金から生活費・学費まで払っている身としては、そう度々10万円以上のPCは買い換えられない。中古のPCで費用を抑えて、アイデア性や作業量で魅せる方向性で設計課題には取り組もう。」

 

と言うように、4年間のPCの購入計画を改めて立て直し、改めて今買うべきPCの予算とスペックを確定させることができるはずです。

 

 

 

 

STEP4:Mac以外のPCを比較しよう

いよいよ購入するPCを探す段階に入りました。

 

「Macシリーズがほしい」

という方は、すでにSTEP3までの工程で、ほしいPCが決まったと思いますが、Windows派の人や、どちらにするかまだ迷っている人は、もう少し別のPCも含めて比較したいことだと思います。

 

そこで次は、価格もスペックも親しいPCを比較するための基準を紹介したいと思います。

 

PCはどこで選べばいいの?

 

ネット上でのPC選びは、

などを使えば簡単に同価格・同性能のPCを発見することができると思います。

みなさんが使い慣れているお好みのサイトをご利用ください。

 

また、PC同士の比較がやや大変ですが、

  • 家電量販店
  • 大学生協

など、店頭で実物を見ながら選ぶという選択肢もあると思います。

 

 

「多機能・便利」vs「軽量・コンパクト」vs「低価格」

 

当たり前ですが、上記3つは概ねトレードオフの関係にあり、3つを同時に満たすPCというものは存在しません。

 

たくさんの機能を搭載すればその分PC本体の大きさや重量も大きくなり、それを省スペース化すればどうしたって開発コストが掛かります。

なるべく小さく軽くと余分な機能を削ぎ落としていくと、あとからその機能が欲しくなって、結局別売りの外付け機器を買うはめになるかもしれません。

 

 

目的や利用イメージによって、必要な機能をうまく取捨選択してください。

 

本体の大きさ・重さ

13インチが作業できる限界の小ささ、17インチが持ち運びできる限界の大きさだと思います。

 

持ち運びを考えれば小さい画面が有利ですし、作業効率を考えれば大きい画面が有利でです。

またノートパソコンは、性能が同じなら小さければ小さいほど価格が上がります。

あまりに巨大なノートパソコンを買ったせいでカバンに入らない……という失敗のないように、本体の形状は把握しておきましょう。

 

 

カフェや大学で作業する前提で小型のノートPCを購入し、自宅では別途購入した大きいディスプレイに接続して2画面で作業するという方法もあります。

バッテリー性能

デスクトップPCや、新品のノートパソコンを購入した時はあまり問題になりませんが、中古のノートパソコンを買う人は要注意です。

 

「いいパソコンを安値で買ったけど、バッテリーが30分と持たない」

ということはままあるので……

 

 

オフィスソフト

WordやExcelなどのOfficeソフトは、学校の技術・情報の授業で使い方は習ったという人も多いと思います。

こうしたソフトはPCに最初から無料で入っていると思っている人がたまにいますが、実は有料ソフトで、しかも結構高いです。

なので、Officeが付属していないPCを購入すると、その分安くPCを買うことができます。

 

今ではGoogleが無料で提供している「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」「Googleスライド」の方が市民権を集めつつあるので、特に理由がなければいらないと思います。

筆者はiPadとBluetoothキーボードを買ってから、執筆も集計もプレゼンも、iPadがメインになりました。 

 


wifi・光学ドライブ(DVDを読み込む機能)

これらを内蔵しないほど、PCは軽く・安くなります。

(特に光学ドライブの有無で、PCの大きさと重さはだいぶ変わります。)

 

いずれも必要なときだけ別途購入してあとから外付けできるので、予算と相談して必要な機能以外は省略したほうがいいかもしれません。

 

ちなみにMacは、標準でwifiは搭載されていますが、光学ドライブは付属していません。

 

 

 

STEP5:いざ、PCを買おう!

ちなみに、同じPCでも、買う場所やサイトによって値段やサービスが全く違うということはよくあります。

 

そのため、PCを書い慣れている人は、

  • 「店で選んでAmazonで買う」
  • 「楽天で選んでメーカーサイトで購入する」

という人も結構いるほどです。

(同じPCでも1万円以上安く買えることも)

 

 

一般に、価格が安い順としては

メーカー公式の直販サイト(割引・キャンペーンが多い) ≦ ネット通販(価格競争が激しい) < 家電量販店(人件費がかかるので高い) < 大学生協(ただし保証期間が長い)

なので、購入の際は「どの店から購入するか」にも気をつけてみてください。

 

 

PCの決め方 まとめ

 

  1. まず大学のカリキュラムや勉強したい内容に応じて、今後数年間のPC利用をイメージする。
  2. つぎに、その予算で購入できるPCを探し、性能を比較する。
    最重要はCPU(プロセッサー)とRAM(メモリ)。
  3. 妥協できない部分、優先度の高い部分を見極め、選択肢を絞る。
  4. 最後の最後は、デザインや好みで決める。(同じ価格帯ならそうハズレはない!)

 

 

以上。

 

 

 

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 ▼足りない実力は金で買え。ちょっと高いけどこれ買っとこうリスト

www.gakka-gokko.com

 

*1:あくまで参考値。例えば筆者は上の表で言うところの10万円レベルのPCでARCHICADを利用している。死ぬほど重いが、使えなくはない。

*2:ただし、メモリの余剰を無限に食いつぶすことでおなじみのソフト。

*3:2018年末のアップデートで、要求性能が跳ね上がった。許さん